プロフィール

kinoshita_kazuo

木下 和夫

代表取締役

趣味:ゴルフ、テニス、車、グルメ
好きな食べ物:イタリアン、和食
好きな音楽:レディ・ガガ、安室奈美恵、DJ KAORI
座右の銘:一生勉強
全てのコンセプト:綺麗・上品・格好良い

経 歴

昭和41年1月2日 広島市佐伯区生まれ
昭和63年3月 広島工業大学建築学科 卒業
大学時代は殆んど硬式テニス部で過ごす。
昭和63年4月 株式会社 近代設計コンサルタント 入社
当時はバブル期で本当に忙しく、毎日午前0時まで仕事をしていたが、入社早々から様々な用途の企画・設計・現場監理を担当させていただき、今の私の礎になった。
平成8年4月 有限会社 創造建築設計社 入社
30歳を期に廿日市の現事務所に勤務することとなったが、井の中の蛙になりたくないという思いから、広島県建築士会、廿日市商工会議所青年部、広島青年会議所、西南法人会青年部、中小企業家同友会等に入会し、自己研鑽やまちづくり・経営の勉強をしている。

木下和夫が考える良い建築物とは

建築物は竣工した時はあくまで使われ始めであり、決して竣工時が一番ではなく、長期に渡り美しく快適な状態を維持する必要があると考えており、時代が経過しても使用する人と一緒にいかに良い歳を重ねるか、ということが重要であると考えております。
私が一番好きな建築物は、広島市の世界平和記念聖堂です(是非、検索してみて下さい)。世界平和記念聖堂は1954年8月6日に竣工し、築60年以上経過しておりますが、凜とした佇まいの上、時が経つほどに味わいが出るシンプルで上品なデザインで、素材の味わいを生かすように化粧は殆んどしておりません。
また、水道光熱費や維持修繕費などのランニングコストも極力掛らないことも重要です。
もちろん用途によりますが、時代が経過しても色あせないデザインや機能性を追及して参ります。

設計に対する心構え

建築物は主に「意匠(デザイン)」「構造」「電気設備」「給排水」「空調換気」の5つの要素で成り立っており、用途にもよりますが、それぞれ以下の要素を満たすことが大切であると考えております。(但し、店舗・工場等は要求されるものが違うので、必ずしも以下とはならない)

①意匠(デザイン)

まず外観としては、周囲の景観に調和し、かつ、将来的に周囲が建て変わっても溶け込んだままでいられるような、シンプルでモダンな飽きの来ないデザインがとても重要であり、「綺麗・上品・格好良い」デザインをすることが大切であると考えております。
また、内外装共に化粧(仕上)をしなくても美しいこと。人もそうであると考えております。ただ、実際は汚れや傷を防止する為に化粧をしなければなりませんが、着色したり、ビニル製品を張ったりするとどうしても汚れたり剥れたりするので、メンテナンスの必要が殆んどなく、自然に歳を重ねていく素材を好んで使います。
平面計画としては将来、使われ方や使う人が変わっても対応出来るように考えておくことが大切であると考えております。断面計画も熟考し、光や風の採り入れ方を検討し、明るく快適な空間づくりをすることにより、地球にやさしく、健康的で、人の集う設計を心掛けております。

②構造

柱・梁などの骨組は建物の形そのものを現すだけでなく、経済性にも影響を及ぼすので、バランスの取れた構造計画をするように心掛けております。地震・台風などの災害があることも当然考慮し、安心して使用出来る設計をします。

③電気設備

電灯・コンセント・TV・インターホンなどに加え、近年は太陽光発電・EV用電源など、様々な省エネに関する設備も出てきております。時代の変化に対応して、イニシャル・ランニングの各コストを検討しながら、最適な提案をします。

④給排水設備

給湯方式については、建物の用途・使用頻度を考えて提案します。また、簡単に配管の修理や移設は出来ないので、将来的な使われ方も考え、将来用配管を入れておくことも考えます。

⑤空調換気設備

空調は結構なランニングコストが掛かり、健康にもあまり良いとは言えないので、なるべく使わなくて済むような空間を提案しますが、真夏や真冬はどうしても使用しなければならない期間があります。空調方式を検討すると共に、床暖房の設置の検討も行います。